WWE日記~プロレス初心者こそ見よう世界最高のプロレス~

WWEの魅力を伝えたいし伝えて欲しい。

WWE RAW観戦日記7/29

どうも、滝葵です。

さて今週もWWEMondayNightRAWが放送されました。ストーリーも進展がありましたのでそれをまとめていきます。

サマースラムに向けて1週間を切った中での放送でしたのでストーリーには注目です。

ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

 

先週のRAWをご覧になっていない方は、ぜひこちらを先にご確認ください。

wwe.hatenadiary.jp

 

 

ストーリーと試合

セス!パンク!ドリュー!

サマースラムで戦うドリュー・マッキンタイアとCM・パンクだが、その試合でレフェリーを務めるのは2人とMITBからの確執を抱えるセス・ロリンズとなった。セスが両者をリングに呼び出すと、「ここにいる全員が指一本でも触れ合ったら試合は中止だ」と言い、手が出てしまうとばかりにパンクはリング外に出るが、ドリューに引き戻される。ドリューが「パンクは共通の敵である」ことをセスに主張すると、セスは「パンクのことは確かに嫌いだが、同様にお前のことも嫌いだぞ」と言い、セスの思惑は全くわからない。セスが決定したルールはただ一つ、「俺の言うことを聞くこと」だ。すなわち、勝敗は専らセスの裁量にかかってくる。ドリューは、パンクを支持する観衆にうんざりだと言い、ゴングが鳴ったとたんに痛めつけるつもりだ。一方のパンクは、自身にけがを負わせた代償は大きいとし、復帰戦というのもありフィジカルには差があるかもしれないが、ハートは自分が勝っていると言い放った。そして、試合後には再び「CM・パンク」のチャントを聞くことになると言い、意志の強さを示した。

ジャッジメントデイ全集 

先週のRAWでリヴ・モーガンを強い言葉で突き放したドミニク・ミステリオだったが、その仕返しとばかりにカリートのPS5がおそらくリヴの仕業によって破壊された。サマースラムでの復帰初戦でのタイトルマッチを控えるマミーとしては、リヴへのヘイトがどんどん溜まっていき、また同時に、自身がいない間にジャッジメントデイに加入したカリートについても疑問を抱いている。

ダミアン・プリーストとグンターの前哨戦としてグンターとフィンが戦うことになり、ダミアンはそのセコンドに付こうとしていたが、フィンから「サマースラムに集中して欲しい。そのために、今回は俺が一人で片付ける。」と言い、ダミアンを宥めた。

先週タッグマッチでサミ・ゼインとジェイ・ウーソに敗れたマクダナとフィンの敵討ちはカリートとドミニクに任せられることになり、マミーからの命令でカリートとジェイとの試合が決定した。

プロテイン、サプリ、スポーツウェアの海外通販【Myprotein】

女の争いリヴvsリプリー

ドミニクに”振られた”リヴ・モーガン。目には涙の跡が残っており、ドミニクにかけられた言葉に傷心している様子がうかがえるが、マミーへの復讐の炎は勢いを増した。サマースラムはマミーに対するリベンジツアーであり、そこで勝利してドミニクを取り戻すつもりだ。

一方で、マミーは自身のキャリアやベルトがリヴによって奪われたこと、ドミニクを奪われかけたことにやはり腹が立っており、これらに対するリベンジツアーとして、サマースラムのタイトルマッチに臨む。

3人の狙いは...

ゾーイとのシングルマッチに勝利したゼリーナがインタビューを受けているとそこに現れたのは共闘を続けるゾーイ・シェイナ・ソーニャの3人だった。3人から襲われると察したゼリーナが手を出すとゾーイとソーニャが腕をつかみ、シェイナのキックでけがをしていた右腕を再び破壊した。

グンターvsダミアン

グンターとダミアン・プリーストはサマースラムでヘビー級王座をかけて争うが、2人の舌戦は数週間にわたって繰り広げられていた。今週もダミアンは「ストリートのゴミと言ったが、当日はリング上がストリートになる」と言い自分の優位をアピールし、一方のグンターは「偉大なスポーツの王座は自分がふさわしい」と返した。

戸澤&オーティスvsクリードブラザーズ

先週のRAWではエグゼビア・ウッズとともにカリオン・クロス率いるファイナル・テスタメントと6マンタッグマッチに挑み、負けてしまった。試合後には「パワハラ上司」チャド・ゲイブルとクリードブラザーズが現れ、戸澤・オーティス・マキシンを罵った。その際にはワイアットシックスによる救済があったが、この試合で決着をつけることになった。

試合は、さっそく2人がかりでオーティスに襲い掛かるクリード兄弟に対して体当たりで2人ともをなぎ倒すオーティス、そして戸澤もオーティスとの合わせ技のダイビングクロスボディを仕掛けていく。ハイキック、ミサイルキック、スーサイドダイブで弟ブルータスを追い込むが、戸澤がコーナーに上がったところでジュリアスの協力で難を逃れる。オーティスがコーナーに上ろうとしたところをクリード兄弟の二人がかりでの雪崩式のスープレックスが決まり3カウント、クリードブラザーズの勝利。試合後にオーティスを痛めつけるチャドに対してマキシンが飛びついてビンタを放つと、会場は暗転。先週は後ろから攻撃を受けたので360度に気を配る3人。まずワイアットシックスの3人が登場するとその素顔をあらわす。現れたのは、エリック・ローワン、デクスター・ルミス、ジョー・ゲイシーだ。クリード兄弟に任せリングを去ろうとするチャドにニッキー・クロスがダイビング、これに呼応し3人がクリード兄弟に制裁を下す。最後はアンクル・ハウディが現れたが、チャドは逃走し幕を閉じた。

ブロンソン・リードvsシェイマス

先週はブロンソン・リードとピート・ダンの試合に現れ試合を中止に追いやったシェイマス。シェイマスはピートに「リング上で決着をつけよう」と言ったため、いつかこの喧嘩を終わらせる時が来るだろう。しかし、今回は試合を壊されたリードとシェイマスの試合となった。

試合は、打撃の打ち合いに始まり、ロープワークからシェイマスのキックとクローズラインでリードを場外に追いやるとコーナーからのダイビングクローズラインを決める。しかし、リードもシェイマスを持ち上げるとアナウンステーブルに投げつける。リング上に戻るとシェイマスがニーストライク、コーナーから飛びつくとリードが回避し持ち上げるとデスバレーボム。今度はリードがコーナーに上がると、シェイマスもコーナーに上り、リードを持ち上げると雪崩式のホワイトノイズが決まるが、2カウントでキックアウト。リードがエプロンに逃げるとバウロン・オブ・ザ・ビート、シェイマスがとどめを刺そうとすると、レフェリーが見ていない間にピート・ダンが現れ凶器を使って攻撃。倒れたシェイマスにリードがツナミでとどめを刺して3カウント、ブロンソン・リードの勝利。

ジェイ・ウーソvsカリート

正直あまり試合に前向きではないカリートだが、マミーとドミニクによって試合を強制された。

試合は、カリートがスーパーキックやスーサイドダイブを受けるとコーナーで打撃を食らうが、ジェイを捕まえるとポストに投げつけ、スウィンギングネックブリーカー。ジェイが打撃とハイキックを浴びせるとコーナーから飛びつくがカリートがかわしてスパインバスター。カリートがリンゴを食べるとレフェリーと口論になりその隙にジェイが丸め込む。キックアウトするが、そのままの勢いでジェイがスピアーを決めて3カウント、ジェイの勝利。

エグゼビア・ウッズvsカリオン・クロス

エグゼビアを狙い続けるファイナル・テスタメントのカリオン・クロスだが、今回は2度目のシングルマッチとなり、1度目のシングルマッチでは負けている。試合前に、コフィが来ていない理由についてカリオンは、「日本ツアーで腕を負傷した上に、そもそもミネソタに来たいやつなどいないからだ」というと、過去のブロック・レスナーとの試合を掘り返したところでエグゼビアが手を出し試合開始。

試合は、エグゼビアが手を出したところから有利に試合を進めるが、カリオンが挑発とともに打撃を出していく。エグゼビアが丸め込むとカリオンがキックアウト、同時にエイカムに打撃をもらいながらもスーパーキックを返し、リング外のレーザーにダイブ、エイカムをコーナーポストにたたきつけるが、トップロープからのエルボードロップを交わされるとファイナルプレイヤーが決まり3カウント、カリオン・クロスの勝利。

サミ・ゼインvsドミニク・ミステリオ

サマースラムでIC王座防衛戦としてブロン・ブレイカーとの決戦が決まっているサミだが、ブロンからは、「お前がトークショーをやっている間に俺は練習している」と釘を刺された。ドミニクとの試合は、先週のタッグマッチの仇討ちとして決定した。

試合は、序盤からドミニクがリング外に逃げると再びリング上に戻りロープワークから攻撃を仕掛けようとするがサミが場外へ追い出し、場外へのムーンサルト。ドミニクがリングに戻ったサミの頭をつかんで場外からポストにたたきつけるとリングに再び上がってトルネードDDT。サミもクローズラインからのスレッジハンマーを返すが、ドミニクがスリーアミーゴズを決めるとトップロープから飛ぶがサミがかわしてエクスプロイダー。そこへマクダナとカリートが入ってくるとその隙にドミニクが丸め込むがキックアウト。マクダナとカリートが気を引いている間にドミニクがドロップキックから619を打とうとしたところクローズラインを返し、ブルーサンダーボムからカバーに入るがとうとうマクダナとカリートが乱入し反則で試合中止。サミを痛めつけるがジェイが助けに入りマクダナへスピアー、3人へスーサイドダイブ。リング上のサミには後ろからブロン・ブレイカーが奇襲し、ロープワークからスピアーを繰り出そうとしたところでカウンターのヘルヴァキックからエクスプロイダー。リング外に逃げたブロンだが、もう一度不意打ちにリング上に上がるが、サミのヘルヴァキックが再び決まり、サミはなんとか襲撃を防いだ。

ライラ&ケイデン&カタナvsゾーイ&シェイナ&ソーニャ

ゼリーナを襲撃した3人に対する制裁は、味方であるライラ・ケイデン・カタナが下す。しかし、ライラ、ケイデン・カタナはそれぞれシングルマッチ、タッグマッチで負けているため、この試合はその決着をつけるところでもある。今回は、真に負けられない戦いとなった。

試合は、序盤からソーニャとシェイナの連携で流れを作るとゾーイがスプリングボーミサイルキックでライラの腕へ攻撃。ライラもゾーイをコーナーにたたきつけるとケイデン・カタナとの連携を発揮しゾーイをリング外へ放り出す。ケイデンとシェイナが打撃勝負になるとケイデンが有利に進めるがゾーイが入ってくるとスーパーキックで怯む。その隙にカタナがスイッチするとダイビング式のコードブレイカーを決め、ライラがシットダウンパワーボムを決めるがシェイナに阻まれ、ゾーイが切り返してカバーに入るもケイデンがそれを阻む。ケイデン・カタナがアフターパーティを決めようとしたところでソーニャ・シェイナが邪魔をし、リング上ではカタナがゾーイを丸め込むとキックアウト。立ち上がるとゾーイのニーストライク、GTSを決めて3カウント、ソーニャ・ゾーイ・シェイナの勝利。

試合後には、3人に狙われていたダメージCTRLのイヨ・カイリ・ダコタが入ってくるとイヨが3人に向けてムーンサルトを決めて宣戦布告ともとれるアピール。ダメージCTRLはその後のインタビューでソーニャ軍団vsダメージCTRLの戦いを示唆し、ダコタはソーニャと戦うつもりだと明かした。

グンターvsフィン・ベイラー

サマースラムの前に決まったこの試合だが、フィンとしてはサマースラムに臨むマミーやダミアンには自身の戦いに集中してもらいたいところだ。対するグンターは、サマースラムに向けた前哨戦として何としても勝たなくてはならない試合となった。

試合は、序盤から首相撲のような形になると体格で勝るグンターに対してフィンはテクニックで切り返していく。グンターが打撃勝負に持ちこむとやはりグンターが勝るので、フィンが怯んだところでスープレックス。ボストンクラブをかけるもフィンはなんとか逃れ、コーナーまで逃げたところでグンターもコーナーに上がり、スープレックスをかけようとしたが空中でフィンが切り返し体を浴びせる。グンターはスリーパーや逆水平で弱らせたところにパワーボムを仕掛けようとするがこれも空中で切り返してDDTを決める。フィンがクローズラインを2連続で仕掛けるが次はグンターがクローズラインを返す。打撃の打ち合いからグンターがパワーボム三度かけようとするがフィンが切り返してロープワークからスリングブレイド。フィンが3度フットストンプをかけるとドロップキックを放ちトップロープからクー・デ・グラ。しかしこれを躱されグンターは再びスリーパーの体勢に入る。これを逃れられずフィンは失神しレフェリーストップ、グンターの勝利。

試合後もスリーパーを続けるグンターのもとへダミアンが現れると、グンターをリング外まで追いかけ、喧嘩のように打撃を振り回す。アナウンステーブル上で殴りつけると、放送はこの乱闘のまま幕を閉じた。

注目したいストーリー

サミvsブロンIC王座争い

徐々に素顔が分かってきたワイアットシックスの真の目的

サマースラムのビッグマッチ